コーヒーの産地として世界的に有名なケニア。日本ではあまり流通していないので飲んだことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。ケニアコーヒーは世界的にクオリティが高く、ケニア独特の味わいがあり近年世界中から注目を集めています。今回はそのケニアコーヒーについてみていきましょう!

まずは知っておきたいコーヒーの産地とは?

ケニアコーヒーの特徴に触れる前の前提知識として、そもそもコーヒーの産地について皆様は知っていますか?

コーヒー豆は、主に「コーヒーベルト」と呼ばれる、赤道付近の国や地域で育ちやすいため、たくさんの国や地域がコーヒー豆を栽培しています。

しかし、同じコーヒーベルトの上だからと言ってコーヒー豆の味の特徴なども同じかというとそうではありません。

栽培している国、そして栽培しているコーヒーの種類によって、コーヒー豆の味というのは変化していきます。

例を挙げると、ケニアやブラジルなどの国で作られているコーヒー豆は、コクや苦みが特徴のコーヒーとして栽培されることが多く、深入りのコーヒー豆として日本ではよく販売されています。

他方、アジア近辺で作られるコーヒー豆は、深みがあまりなく、酸味や香ばしい香りなどが感じられるような豆が一般的であり、深入りで焙煎されることは少なく、中煎りから中浅煎りで焙煎され、紅茶にも近い味になったりします。

この世に産地ごとによって味が違うのがコーヒーの面白いところであり、コーヒ好きが多数存在する一因でもあります。

初心者におすすめのほかの産地などをお探しの方はこちらの記事も見てみてくださいね

では今回はケニアコーヒーについて深掘りしていきましょう!

ケニアコーヒーの特徴は?

【味】風味が豊かで煎り具合で顔が違う

ケニアコーヒーは風味がとても豊かで、ベリーを思わせるような明るい酸味と、柔らかな苦みとコクの両方を持ち合わせているコーヒーです。焙煎度によって味が変わり、浅煎りから中煎りだと酸味が強く引き立ち、柑橘系のようなさわやかさやフルーティーな香りを楽しむことができます。一方、中深煎りや深煎りだと酸味が抑えられ、しっかりとした苦みとコクにほのかな甘みをでき、バランスの良いコーヒーに仕上がります。また、マンデリンとは別種のスパイシーさも感じることができるコーヒーです。

ケニアコーヒーの栽培環境

コーヒー栽培の主要地域となっているケニア山周辺の高地は、標高が1,500m~2,000mと高いため昼夜の寒暖差が大きい地域。コーヒーの実が引き締まり、美味しさが凝縮されます。また、年に2回雨季が訪れるため降水量も十分にあり、日照量もコーヒー栽培に必要な数値をクリアしています。土壌は火山灰土質で水はけが良く、ミネラルが大変豊富で肥沃です。ケニア山周辺の高地でコーヒー栽培が盛んな理由は、コーヒーのために作られたかのような栽培適地だからとも言えるでしょう。

ケニアコーヒーは深い味わいで、人生で一度は飲んでほしいコーヒー豆です。

おすすめのケニアコーヒーの豆のリンクを張っておくのでぜひ飲んでみてくださいね。

ケニアコーヒーのおいしい飲み方は?

ケニアコーヒーはたくさんの煎り具合で販売されており、淹れ方も多種多様です。自分の好みに合った淹れ方をマスターし、優雅なコーヒーライフをたしなみましょう!

まずはストレートで味を知ろう

まずは、ストレートでケニアコーヒーを味わってみましょう。

ペーパードリップやフレンチプレス、ネルドリップどの抽出方法でもケニアコーヒーの特徴を感じることができると思います。

ぜひ、まずはそのまま飲んでみましょう!

ミルクを入れてカフェオレで

ケニアコーヒーは煎り具合によって味がかなり変わりますが、浅煎り深入り中煎り度の煎り具合でも違った良さが楽しめるカフェオレを作れます。

深入りだと苦みがミルクの甘味によって緩和し、コクが前面に押し出された重厚な味のカフェオレになり、中煎りや浅煎りだと柑橘系のようなさっぱりとした酸味や香りを残したまま、そこにミルクの甘味が追加され今までに感じたことのないようなカフェオレになります。

水出しコーヒーで

ケニアコーヒーの深煎りはアイスコーヒーとも抜群に相性がいいです。

ペーパードリップで作るアイスコーヒーなどももちろんおいしく飲めるのですが、とくにおすすめしたいのが水出しコーヒーです。

水出しコーヒーで入れるとアイスコーヒーを飲むときに感じるとげとげしい刺激が緩和され、口当たりがまろやかなアイスコーヒーに仕上がります。お店で販売する際は、”水出しコーヒー”や”ダッチアイスコーヒー”という名前で販売しています。

おうちでも気軽に水出しコーヒーをつくることができるので、下のレシピを参考に一度作って飲んでみてくださいね。一度飲むと普通のアイスコーヒーでは物足りないように感じてしまう方が出てきてしますかもしれませんね。

〈用意するもの>

コーヒー粉 30g

市販のお茶、だし用パック

水 500㎖

ボトル

<作り方>

1. コーヒー粉を市販のお茶用パックに入れる

2. ボトルに水とコーヒー入りパックを入れ、冷蔵庫で一晩漬けた後パックを取り出したら出来上がり

水出しコーヒーをよく作る方なら、だし用パックを買うよりも水出し専用のボトルを買うほうが楽です!これを機に一度どんなものか確認してみてくださいね^^

ケニアコーヒー特有の深い味わいに魅了されてみて

いかがだったでしょうか。こんかいはケニアコーヒーの魅力や味わいについて解説してみました。

ケニアコーヒーは品質も良く日本ではそんなに安くない部類のコーヒー豆です。その代わり抜群のコクと甘みを感じることができ、コーヒーの正解ともいえる産地だ。と評される方もいらっしゃるコーヒー豆です。

ぜひこの機会に飲んで味わってみてくださいね。

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